国税不服申立てに関すること - Page 5

【0177】原処分庁経由による審査請求

【0177】原処分庁経由による審査請求
1.処分をした行政機関の長 審査請求は、審査請求に係る処分(当該処分に係る再調査の請求についての決定を含みます。)をした行政機関の長を経由してすることもできます。 ここで、行政機関の長には、次に掲げる場合にあっては、それ…

【0172】審査請求書には何を記載すべきか

【0172】審査請求書には何を記載すべきか
1.審査請求の仕方 国税に関する不服申立制度は、国税に関する法律に基づく処分についての納税者の不服を簡易な手続で、適正かつ迅速に処理することにより、納税者の正当な権利利益の救済を図るものです。 そのため、審査請求は訴訟手…

【0168】国税分野にも影響した行政不服申立制度の抜本的な改正

【0168】国税分野にも影響した行政不服申立制度の抜本的な改正
1.不服申立ての手続の一元化 行政不服審査制度は昭和37年の制度創設以来、半世紀ぶりの抜本的な見直しが行われ、以下に概説する新たな行政不服審査制度が平成28年4月から施行されています。 改正前の制度では、異議申立ては審査…

【0164】不服申立てにおける総代

【0164】不服申立てにおける総代
1 共同不服申立てができる場合 複数の不服申立人が、一の処分又は同一の事実上及び法律上の原因に基づき、画一的に処理されなければならない複数の処分について、共同して不服申立てをすることがあります。 例えば、複数の抵当権者が…

【0162】訴訟と不服申立てによって考え方が異なる「総額主義」と「争点主義」

【0162】訴訟と不服申立てによって考え方が異なる「総額主義」と「争点主義」
1.総額主義とは 税務争訟における被告(国)の主張に関連する重要な問題に、総額主義と争点主義の対立があります。 通説によれば、課税処分取消訴訟の訴訟物は、他の行政処分取消訴訟のそれと同じく、処分の違法性一般(処分の主体、…

【0154】不服申立ての取下げ

【0154】不服申立ての取下げ
1.取下げの取扱い 不服申立人は、いつでも不服申立てを取り下げることができます。 ただし、既に決定又は裁決があったときは、その不服申立てはその決定又は裁決により終結し、もはや取り下げることはできません。 不服申立ての取下…

【0137】国税不服申立てにおける代理人

【0137】国税不服申立てにおける代理人
1.代理人の選任 不服申立人は、弁護士、税理士その他適当と認める者を代理人に選任することができ、弁護士、税理士に限られません。 しかし、不服申立てに関する代理を業とすることについては、税理士法第51条及び第52条の規定に…

【0127】国税不服申立制度の抜本的な改正を総覧的に解説すると

【0127】国税不服申立制度の抜本的な改正を総覧的に解説すると
1.行政不服審査制度の改正の概要 行政不服審査制度は昭和37年の制度創設以来、半世紀ぶりの抜本的な見直しが行われ、以下に概説する新たな行政不服審査制度が平成28年4月から施行されています。 改正前の制度では、異議申立ては…

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