元国税審判官税理士のコラム | 大橋誠一事務所 - Page 16

【0172】審査請求書には何を記載すべきか

【0172】審査請求書には何を記載すべきか
1.審査請求の仕方 国税に関する不服申立制度は、国税に関する法律に基づく処分についての納税者の不服を簡易な手続で、適正かつ迅速に処理することにより、納税者の正当な権利利益の救済を図るものです。 そのため、審査請求は訴訟手…

【0170】事実認定と経験則

【0170】事実認定と経験則
1.税務争訟の結論は事実認定次第 民事の裁判では事実認定が大事だとよく言われます。 また、民事事件の裁判の結論は事実認定によってその大部分が決まってしまうものだとも言われています。 ある事実は、それに関わる証拠によって真…

【0168】国税分野にも影響した行政不服申立制度の抜本的な改正

【0168】国税分野にも影響した行政不服申立制度の抜本的な改正
1.不服申立ての手続の一元化 行政不服審査制度は昭和37年の制度創設以来、半世紀ぶりの抜本的な見直しが行われ、以下に概説する新たな行政不服審査制度が平成28年4月から施行されています。 改正前の制度では、異議申立ては審査…

【0167】歴代の大阪国税不服審判所長が選んだ在任当時の公表裁決事例(その1)

【0167】歴代の大阪国税不服審判所長が選んだ在任当時の公表裁決事例(その1)
1.「大阪国税不服審判所50周年記念」パンフレット 国税不服審判所は令和2年5月に設立50周年を迎えました。 国税不服審判所は「国税不服審判所の50年」という187頁に及ぶ記念誌を製作していますが、大阪国税不服審判所も「…

【0164】不服申立てにおける総代

【0164】不服申立てにおける総代
1 共同不服申立てができる場合 複数の不服申立人が、一の処分又は同一の事実上及び法律上の原因に基づき、画一的に処理されなければならない複数の処分について、共同して不服申立てをすることがあります。 例えば、複数の抵当権者が…

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