【0375】民間出身国税審判官の或る日の日記(その132)

1.平成28年〇月〇日

弁護士出身審判官は、C事件の当初合議資料を見て、主張の左右が一部逆(立証責任を負う者が違う)と指摘している。
B審査官によると、過去の裁決事例でも分かれているようであり、結論には至らなかった。
C事件で、・・・という主張について、「それをこちらから手を差し伸べて求釈明させる必要があるのか?」と弁護士出身審判官が問題提起している。
〇年審判所情報〇号によれば、・・・税等において、・・・とする事件は多く、従前は①・・・主張する事件が見受けられたが、最近は②・・・主張するのに対し、・・・主張する事件がほとんどであるとある。
②の場合においては、・・・を具体的に指摘して、・・・ことなどがない限り、当該課税処分は適法であると認められることになるとあるので、・・・ということになるようである。
総括審判官と庶務担当副審判官が、「休暇予定表は入れたか?だれかが勝手に作った休暇計画シートに入れている人がいる。」と言ってきたが、A審査官が過去に作ったもののようで、かつ一部の月が抜けていたようだ。
裁判官出身審判官が、昨日調整した所長・H事件意見交換会だが、調整し直しになったということで、結局〇月〇日の16時からとなるが、自分は休暇予定だったので、それに間に合うように時間休暇を取ることにする。
総務一係の主任から定期券の確認のメールが来て早速提出する。
H事件の住民票が帰って来たが頻繁に住所を移転しているようである。
処分を回避したいのかわからないが。裁決書を送っても既に・・・に移っていたら〇支部に移管しないといけない。

2.主張活動の期待

弁護士出身審判官から、「・・・するのか?(→・・・)」と「・・・しないといけないのか?(→・・・)」と聞かれたが、改めて気にしたことがなかった。
〇支部の任期付審判官から、任期付の研修会が〇月23日から〇月14口に変更になったとの案内が来たが、いずれにせよ欠席である。
ただ、来週の基幹支部研修で任期付審判官の講義があるので、拝聴させていただく旨を添える。
お昼は部長審判官と15階の食堂だったが、甲殻類の苦手な部長審判官が天ぷらの海老をA審査官のそばの上に乗せていた。
昼休みもC事件の話になって、弁護士出身審判官が、「本当に・・・ですかね。」と主任審判官と副審判官に聞いていたが、詳細に調べて「撤回します。・・・」と言っていた。
主任審判官が、「そろそろ(達観して)・・・が出てこないかな?」というと、弁護士出身審判官が「それより・・・が出てきたらどうするんですか?」と応じ、副審判官が「・・・が『・・・』と言って・・・してくれたら良いのに。でもあの・・・はないだろうな。」と自虐的に言っている。
合議は副審判官の説明が30分以上かかったが、審理部資産担当副審判官からは「・・・の具体的な主張の中身がわからない。」「ウチは・・・主張をできるだけしてもらわないといけないのでは?」というコメントがあった。
最後に、当初合議前の国税不服申立制度改正の調査審理の試行の原処分調査について副審判官が意見を求めたが、「事案によるよな~。ないよりはあった方が良いが負担も大きいし・・・」ということでフェイドアウトになった。
部長審判官は、「3時から部長審判官会があるんで・・・」と中座したが、終了後、主任審判官と副審判官が部長審判官室に呼ばれて、国税不服申立制度の改正に伴う調査審理の試行の意見について聞かれていたようだ。

3.身上申告書の入力

弁護士出身審判官が、「本件で・・・って本当にできるんですかね?結局・・・ないと埓があかないのでは?」と言っていたが、今回の第1回目を出してみてその回答によって決めようということになる。
主任審判官が、「自分が(担当審判官として)・・・やな~。」と言いながら決裁していた。
A審査官が「良い感じで新件が出てますね~。」と自分に言ってきたが、『良い感じで』の意味がわからない。
A審査官が「この新件は1部・2部のどっちに行ったの?」と聞いて1部に行ったことを悔しがっていたが、内容は・・・という・・・(楽な)事案だったようだ。
ただ、聞いていると、法人事案は、I事件が2部(1部門の弁護士出身審判官)に来たので、それは1部に行ったそうで。今度の法人事案が出れば2部ということなのだろう。
1部門の弁護士出身審判官が「だってだって!」と言って1部門の審査官にプンプンしている。
総括審判官が「2部門は休暇計画表を入れたか?」と主任審判官に聞いてきたが、午前に言われたときにカーボンになっていたので入力できなかった弁護士出身審判官と主任審判官の入力がまだで、総括審判官に催促されていた。
指定官職の身上申告書については、「22日システムオープンだが研修なので、26日午前までに入力して確定ボタンを押さずに1部打ち出して総括審判官に提出し、課長補佐の確認も得たうえで4部打ち出して押印提出するように。」という指示を受けるが、「あなたは研修に行くので特に早めに。」と言われる。

4.裁判記録の閲覧手配

B審査官の前任者の引継ぎ資料によると、裁判記録の閲覧は申し込みから6週間(必要性を検討して所長決裁らしい)かかる(が急ぎの場合は応相談)のと、多くても2人で来てくださいと言われたそうだ。
行きたいと思っていたのに・・・。
B審査官は、「もし異動がなければ、閲覧担当部署の担当者は昔めっちゃ怒られたおばちゃんかも。いやだな~。」と言っている。
17時前にギリギリ弁護士出身審判官にD事件の議決書案チェックを渡す。
総括審判官と会計係の主任が話しているがパーテーション工事の日程だろうか。
〇月13日に本部所長講話が仮で入っていたが、そのために任期付意見交換会の日程調整がやり直しになったのかな。
主任審判官が「明日・明後日の研修の配席図が付いていなかったな~」と言っている。
部長審判官会終りで支所長が登場し、「支所が結構事案が出てきた。支所の総括審判官が商売繁盛にならないように正月に願掛けをしたが効果がなかったようだ。」と言っていた。
1部門の副審判官とA審査官が、1部門のB事件事件の議決書案相互チェックで話している。
総括審判官が、「明日は9時40分には15階に行くように。9時50分から先日の所内ボーリングの表彰式があるので。」と言ってきた。
副審判官がわざわざ主任審判官の横に行って「今週、来週のうちで・・・」と日程調整をして、いたが、プロパー関係の飲み会のようだ。

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