【0118】民間出身国税審判官の或る日の日記(その15) 1.平成27年〇月18日 (補足) ある審査請求事件の裁決に先立っての合議体(担当審判官・参加審判官2名)による議決の最終段階において、主文としては「棄却(納税者負け)」で一致しているものの、議決書の「理由」の書きぶりに…続きを読む
【0116】民間出身国税審判官の或る日の日記(その14) 1.平成27年〇月〇日 始業前に先週金曜日の納税者の一件の話をしていた。 (補足) 過去に、いささか興奮した納税者の方が電話をしてみえて、来所いただき話を開くことになりましたが、どうやら不服申立てではなく徴収官による滞納…続きを読む
【0114】民間出身国税審判官の或る日の日記(その13) 1.平成27年〇月〇日 朝の始業前に総括審判官などと「経済格差は教育格差につながる」みたいな話をした。 平成27年度当初予算案の確定に伴い国税庁の定員も確定したということだが、増員992人に対して合理化による減員1,05…続きを読む
【0112】民間出身国税審判官の或る日の日記(その12) 1.平成26年12月〇日・〇日 始業前には、普通科の寮生活の話(4人部屋、消灯時にブレーカーを落とされる、毎日が修学旅行の就寝のよう)、国税庁採用ホームページでかわいい女性職員が掲載されている(と言いながら職員録をめくる…続きを読む
【0110】民間出身国税審判官の或る日の日記(その11) 1.平成26年12月〇日 同期の弁護士出身審判官に年賀状を出そうと住所を聞いたら「ABCクラブの名簿に載っているよ」と言われた・・・そうそう、聞かなくて良いと思っていたのに忘れていた。 「ABCクラブ」とは、民間出身の国…続きを読む
【0108】民間出身国税審判官の或る日の日記(その10) 1.平成26年〇月〇日 参加審判官をしているA事件の請求人面談があった。 請求人本人は調査手法についての不満があるらしく、事前にそれについての主張書面も届いていたので、冒頭にある程度思いのだけを発言させてから入るしかない…続きを読む
【0106】民間出身国税審判官の或る日の日記(その9) 1.平成26年〇月〇日 A事件の代理人弁護士が執筆した書籍を通勤電車で読んでいるが、全体の3分の1くらいは「過去にこんな経験をしたんだぞ~」みたいな自慢話のような感じがする。 (補足) 請求人面談を間近に控え、ちょうど代…続きを読む
【0104】民間出身国税審判官の或る日の日記(その8) 1.平成26年〇月〇日 メンタルヘルス研修があり、支所長、総括審判官と自分が3人掛けテーブルで聞いていたが、「職場ストレス」についてはあまりネガティブなことを話す雰囲気はなかった。 その後、カウンセラーによる個人面談が2…続きを読む
【0102】民間出身国税審判官の或る日の日記(その7) 1.平成26年〇月〇日 幹部会の各事件進捗について、2部門のA事件については審理部から差戻し方針を言い渡されたようだが、その場合は審理部が所長に説明して承認を取ってされる話なので、合議体としては割り切って取消し方針で議決…続きを読む
【0100】民間出身国税審判官の或る日の日記(その6) 1.平成26年〇月〇日 大阪本所で本部管理室長面談を受ける。 副審判官との人間関係については、「向こうは年下の上席者に慣れているはずなので気にしないで良いと思う。」と言われた。 「慣れてほしいけど、染まらないでほしい。」…続きを読む