
1.平成27年〇月〇日
私用と、A事件の争点確認表の確認期間であること、G事件で打ち合わせしようとしても自分以外はフォローアップ研修参加ということで、急遽4時間年休を取ることにする。
部長審判官に「体調不良による検査か何かか?」と聞かれるが、「電子証明書の更新」という。
B審査官に、「3時半で失礼するので、録取書の押印などがあれば早めに。」とお願いし、意見書提出依頼の起案を上げてもらう。
審理部審査官が来てA審査官とひそひそしゃべっているが、担当審判官である自分が呼ばれないので良いのかなと思っていると、E事件の請求人からA審査官宛てに電話がかかってきて。「・・・日ならOK」という連絡があったようだ。
おそらく、最終合議から裁決までの予定の話だろうが、「最終合議ももう要らないのでは?」という打診ならありがたい。
と思ったら、単に「データの依頼」と「今まで別件で本格的にかれなかったので、今日からがんばります。」とのことだったようだ・・・なんだ。
A審査官が、本所の大掃除は該当場所が少なく、税務大学校の地方研修所が寮(寮生の監督のため)や事務室を含めものすごく大変であるということを聞く。
2.書類の廃棄
書類の廃棄については、許可が出れば溜めずに随時廃棄していることを教えてもらうが。行政文書の廃棄許可がされた書類がその後手持ちであることの方がおかしい話であり、「積極的に棄ててしまう(変に持っていない)方が良いのですよ。『私は持っていない。なぜそんなことを聞くのですか?持っていないのが当然でしょう?』と言えるから。」と言っていた。
弁護士出身審判官が、フォローアップ研修の講師を1時間あまり担当して戻ってきたが、それを1部の審査官が弄りに来ていた。
弁護士出身審判官が、E事件の今後のスケジュールについてA審査官に相談していたが、本部照会の結果がまだ伝わっていなかったようだ。
3.争点の確認表に対する請求人の意見
12時前に分厚い封筒が来たので何かと思ったらA事件の代理人からの「・・・(32頁)」であって、「・・・」とA審査官と言っていた。
ただ、内容は今までの主張であり、「・・・」と書いてあるだけで特に主張を追加せよなどのコメントはない。
「なぜかな~」と思っていると、A審査官が1部門の弁護士出身審判官に意図を聞いて、B審査官にも聞いてみると、「そんなもの(最後にまとめを出す)らしい。」そうだ。
ということで、今日の書面から主張を引用しよう(今までは複数の提出書面をまたいでいたのが1通でよくなる)ということになる。
これを原処分庁に持って行って、「主張内容を確定させる方針です。」と原処分庁担当者に言って確定ということになる。
合議資料添付の議決書案は、結局、「・・・」を削っただけで済むだろうか。
少なくとも今日は争点の確認表に対する意見は来ないと思って休みにしたのにな~。
A審査官が部長審判官に渡した時に、「・・・っていかにも・・・みたいだな~」と言っていたそうである。
お昼は雨なので部長審判官と主任審判官と15階に行く。
帰りてくると、今日のフォローアップ研修の検討課題(重加事案)についてしゃべっているが、どの支部もありうる事案として重加が取り上げられやすいそうだ。
弁護士出身審判官にG事件の原処分庁担当者面談の質問範囲を相談すると、答弁書記載内容に沿って万遍なく質問すれば良いのではないか?というコメントをもらう。
