【0327】民間出身国税審判官の或る日の日記(その84)

1.平成27年〇月〇日

部長が「今後部門ごとに部長室でワーキングランチをしようか」と提案したようだ。
明日の10時から裁判官出身審判官とA事件の審理部担当審査官とA審査官と自分で検討会の事前打ち合わせをすることになった・・・昨日夕方のA事件の審理部担当審査官の訪問はその連絡だったのだろう。
総括審判官が、明日の10時から検討会における説明内容の部長レクを連絡してきたが、その審理部の打ち合わせが入っているので、その後にレクをするということになった。
C事件の昨日の続きで、審理部の副審判官がA審査官を訪ねてきたことを機に、主任審判官・弁護士出身審判官を交えてフリーデスクで検討していた。
自分は寄らないといけないのだろうが、呼ばれていないことを良いことに、A事件の検討会の説明内容の書き起こしを継続する。
実際に1時間くらいかかっていたようで、寄らないでよかったと思うが、来週にでも弁護士出身審判官から聞こうと思う。

2.審理部との意見相違

1部門の弁護士出身審判官が、審理部から帰って来たが、今までに見た中で最もプンプンしている。
おそらく、審理部の審査官とバトルをしたのだろうが、総括審判官が「それでは争点の確認表が遅れないなあ。」と言っていた。
昨日のE事件の当初合議を受けて、弁護士出身審判官が「圧縮した主張欄を作ってみた」と渡してくれたが争点1が1頁でおさまっていた。
面談日程について。B審査官が案を言いに来てくれたが、求釈明項目を事前に送付することを考えると9日からの週は早すぎるので、16日からの週で調整してもらう。
朝からにするか昼からにするかについては、先行事件の状況を聞くことにし、1部2部門に先行事件の審査官に話を聞いてきたが、・・・ようだ。
今回は・・・午後開始ということになった。
帰りに1部1部門の弁護士出身審判官に、もうすぐ裁決が出る・・・事件のことを聞いてきたが、同じ・・・だった。
ただし、主張整理には時間がかかったようである。

3.各事件の趨勢

審理部の副審判官が議決書案っぽいのをA審査官にこっそり渡して帰るが、C事件のことか?
日曜日と祝日の狭間の・・・日の休暇申請をまとめて部長の決裁を受けるが、当日の出勤は2部門の弁護士出身審判官とA審査官のみのようだ。
事件検討会で全面書き直しにならなければよいのだが・・・。
B審査官に、B事件の・・・について起案してもらうとともに、合議資料のレジメを追加してもらう。
次席審判官面談は〇日の10:10~10:20ということである。
D事件につき、「原処分庁は・・・?」と言っていたが、わざわざそこまで調査できるか(・・・)という問題もあるし、前事務年度の神戸の総括審判官が「前審判所長が『・・・』と言っていたができないですよ。」と言っていたのを思い出した。
原処分庁は・・・であるだが、処分時署長の・・・さんは「・・・に見えるよな~」と主任審判官が言っていた。
C事件は、・・・がどうこうではなく、単純に時系列の話であり・・・になりそうだが、時系列の前後によっては・・・だったらしいって参加審判官ならもっと関与しないといけないのだが。
庶務担当副審判官が、「内部の会議である未済事件説明会と事件検討会の準備にどれだけ時間をとられるか。」とぼやいて帰っていった。

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