【0161】民間出身国税審判官の或る日の日記(その41)


1.平成27年7月7日

総括審判官が「午前だけ」ということで出勤してきた。
咋日も3役(支所長・総括審判官・主任審判官)で飲んでいたのか?お母さんの容体が悪いのではないのか?
副審判官は、休暇前に審査官の超過勤務の集計をするのを忘れたようであるが、総括が代わりにしていたようである。
総括の話では、後任の次席審判官は国際事件については詳しいと自認しているようだ。
副審判官が、支所顔合わせ会の資料を作成して総括に確認を取っている。
辞令交付の予定表を総括から貰うが、クールビズ対応と書いてある。
7月10日の10時30分までは特に自席に着任する必要はなく、その時刻に確実に間に合うように行けば良いようで、2時間年次休暇を取るなどの対応は不要とのことである。
2部門のC審査官に友人らしきOB税理士から電話がかかってきたが、指定官職昇任のお祝いだろうか?
支所長引継書類はできたようだが、あとは事件配付が残っている。
事件配付が判明しないと引継できないではないか!
支所の個別の事件引継については、総括案を副審判官に説明していた。
副審判官は、それを引継書類に反映しているが、異動後でないと担当審判官の変更ができず、その決裁と通知を了しないと争点の確認表も議決もできない。

2.国際事案担当になる恐怖

昨日休みの副審判官が、「配席などは決まりましたか?」と水を向けると、総括は「昨日の17時くらいにやっと決まりました。ただ、配布用が出来ていないです。」ということだった……非公式でも良いから早く欲しい。
審判所全体の出入り表も咋日の夕方に来たということであるが、早く異動速報のフォルダにアップしてほしい。
ということで総括からメールが来たが、自分が国際事件担当の梅本さんの後任になってる!
一番恐れていることが起こった・・・動悸がする。
支所を離れて兵庫税務署の会議室前の廊下で梅本さんに電話すると、「表ではこうなっているだけで、実際に私の後任になられるかわからないし、おそらく国際関係に強い方に引き継がれると思いますよ。」という返事でちょっと安心した。
まずは配席が出て、部長審判官が事件別の後任を決めないとわからない・・・早くしてほしい!
民間出身審判官の1年目から人事でこんなにドキドキするとは思わなかった。
総括の手許には配席表が来ているようだが、自分には少し隠されているような感じである。
配席表は13時に配付しようと昼休みに支所長と総括が言っていて、総括が最終チェックをしているようである……あ~お昼の消化に悪い。
13時前に総括から配席図が配られ、2部2部門になっていた・・・良かった!
民間出身審判官は京都支所の弁護士出身審判官と任官同期の弁護士出身審判官がいる。
部長審判官とはどこまでも縁がある。
神戸はB審査官が庶務担当ということになり、早速A審査官から引継を受けていた。
副審判官が「庶務担モードに入ったな~エエこっちゃ。」と弄っていた。
異動になる大阪本所2部2部門の係属状況を所長・次席審判官への決裁事案の回付予定表で確認し、今のところは4件だが、中間合議をしている事件、長期に及んでいる事件があるのが気になる。
本所2部は1名減員になっているな・・・やはり審判官ポストが減っている。

3.冷静に配席図を確認

配席図が配布されて、総括は午後休暇、支所長は高松に一旦帰任して支所内はほっこり。
冷静に他支部の異動状況を見れるようになって改めて見てみるが、広島審判所岡山支所は総員6名から4名と2名減員になっているのか。
やはり、地方から都市部(地元?)への異動が多い気がする。
大阪支部の新規採用は弁護士1名で、他支部転出は税理士出身の林さん、転入は京都支所・神戸支所に赴任する高松支部からの弁護士2人、そして退官3名であるから、9+1-1+2-3=8名という体制になるが、弁護士6+会計士2+税理士0となる・・・かなり偏っている。
A審査官が新メンバーの名刺を作っている。
副審判官はどこからか手に入れた異動速報を特っていて、そこには局関係が載っているのだろう。
改めて所内のレイアウト(と不要になる指定官職の椅子などをどうするか)を副審判官・B審査官・A審査官が相談しているが、異動までに力仕事で駆り出されるだろうか?

4.事件関係は蚊帳の外

C事件の裁決書が咋日発送されたが、以前のようにクレームの電話がなければ良いが。
A事件の争点の確認表についての総括の反応などを考えるとなんだか落ち着かない。
A事件について、審理部の審査官からB審査官に電話がかかってきたが、「不当」について求釈明する必要があるのではないかというコメントだったようで、そうなると2日間で求釈明は無理なので、フリーズして明日総括に報告・協議することにする。

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