【0354】民間出身国税審判官の或る日の日記(その111)

1.平成27年〇月〇日

3役打ち合わせがないなと思ったら、部長審判官が管理課に行っていたようで、9:15くらいからスタートする。
9時半頃に審理部審査官がA審査官を訪ねてきて、フリーデスクで協議しているが、かなり修正が入っているらしく、事案の概要が3行とかになっているらしい。
基本的なルールはあるが、結局は事案によりけりということで、やはり難しいというか結局は裁判官出身審判官の好みじゃないかと思う。
C事件の争点の確認表を合議体とB審査官に配るが、弁護士出身審判官から「昨日の話からするとちょっと流動的なんですよね。今の時点で、という意味ですか。」と聞かれるが、自分としてはこれで了なら審理部個人担当審査官に見てほしいくらいの勢いだったのだが。
管理課長が忘年会の景品である・・・を持って挨拶に来た。
B事件で、B審査官が、税務署が・・・を必須でしないことを知って驚いていた。
主任審判官宛に先週の審理研修のテキスト類が到着したが、審判実務研修並みのボリュームだ。
弁護士出身審判官から、16日のG事件面談の・・・と、・・・ための求釈明の・・・を配った。
A審査官が、D事件の議決書案につき、定義に固有名詞を入れるとマスキングのときにわからなくなるので、定義は「・・・」などのマスキング不要な語句にしたいと言って、弁護士出身審判官が「確かにそうですね。」と同意していた。

2.仕事が早い弁護士出身審判官

弁護士出身審判官が、「C事件の先行事件の裁決書はどこを見たらわかる?」「・・・の提示状況は?」と聞いてきて、PCをばちゃばちゃ打っているが、何をしようとしているのだろう?・・・もう議決書の判断部分の骨子を書いているのだろうか?と思ったら、争点の確認表の添削であった。
「原処分はそのまま表示すべきでそこに定義を入れない。」「原処分については、『原処分庁は、これに対し‥‥‥‥処分をした。』で終わる。」「・・・方がわかりやすい。」などの指摘を受けた。
部長審判官室において2部門指定官職と部長審判官でランチをするが、主任審判官と副審判官が15階に食事を取りに行っていた。
520円の定食かと思ったら、一応ちゃんとした箱弁当だった。
でも、お金は?・・・1部門の庶務担当審査官がお金を出していたから2部の互助会である「にしん会」から出しているかもしれない。
いろいろ喋るが、弁護士出身審判官が経験した裁判の話、人事異動の話、地域による柄の違いなどの話をした。
部長審判官から、税務署の大口資産家の管理基準を以前に下げたが、A署は半減してB署はほとんど変わらず、資産家といってもB署の方が規模が大きい、という話があった。

3.初めて査察部に入る

昼過ぎに、C事件の〇日面談対象のサブの調査官に対する面談のお知らせを使送しに5階の査察部フロアに行ってきたが、PCルームのような部屋だった。
同氏は少しがっちりの武道派な感じで査察にはぴったりなのかもしれないが、「私が担当審判官です。」と言ったときには一瞬固まり、「本当?」みたいな目をされた。
質問事項の意図について説明しようと思ったら中に入れてくれたので、土禁のため靴を脱いで椅子に座ったが、とても来客スペースとはいえない。
査察だし、来客も想定されないのだろう。
帰って土禁だったというと、A審査官が、静電気や埃を入れないようにするためだそうだ。
確かに監査で行ったことのある金融機関の電算センターも土禁だったな。
7階までのエレベータは古いものだったが、上層階まで行くエレベータはエライさんや来客が多いから優先して改装したのかもしれない。
それにしても、裁判所書記官出向者のB審査官と外様2人が、「エレベータはどこ~?」と歩いている様子は傍から見ていたら違和感があるだろう。
G事件については、昨日が審査請求日から4か月が経過するので議決書案を現時点で部長審判官に入れる。
D事件については同席主張説明の資料などを部長審判官が気にしていたということで、同時に部長審判官に入れようということになったが、自分は予防接種があるので辞退した。
予防接種はのどが少し痛いが、延期すると報告等が面倒だし明日休暇なのでしたが、会場は当該職員ばっかりだった。
移動時間・接種後休憩時間も含めて30分弱である。

4.パワハラ予防講話

部長審判官説明は1時間ほどで終わったようであるが、総括審判官を交えて説明していなかったので、終了後総括審判官に持って行ったところ何か言われていたようだ。
パワハラの予防講話から帰ってきたB審査官が、「講師に当てられそうになった」と言っていたが、A審査官が受講した回に審理部個人担当審査官が当てられて、外部講師に対して「私の若い時はもっとパワハラがひどかったんですわ。」と言ったらしい。
F事件につき、B審査官が代理人に電話したところ、「1週間延長してほしい。」と言われたが、来週の・・・ギリギリの提出になるようだ。
弁護士出身審判官が、帰り際に、「・・・について請求人は主張していないのか?」と言われたが、・・・は、「・・・」であって、請求人は・・・している(だからこそ・・・もした)のであるから、・・・の話ではないだろうということになった。
管理係の審査官が、支所当時に毎月見ていた・・・を総括審判官に渡していたができれば自分も見たい。
総括審判官が主任審判官に、来週火曜日に視察に来る・・・審判所長の経歴を見せていて、「こりゃないわな」と言っていたが、どういうことだろうか。

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